2015年12月7日月曜日

日記 20151207 思う事



ツイッターをやめて数ヶ月経ちました。
5年ほどどっぷり使っていたのを思い切ってやめてみて、今はよかったなぁと思っています。

ツイッターをきっかけに読者の方との交流や、様々な交友関係も広がったし、「僕らの漫画」なんかもツイッターを発端に作ったものなので、いろいろな思い入れはありました。辞めてしまうことにも悩みましたが、とりあえず結果として本当によかった。

あくまで自分にとってのツイッターの功罪としては、「気になるアカウントをフォローしておけば、あとは自動的に最新情報が届く(はずだと思ってしまう)」ことが一番だったなぁと思っています。
最初はウキウキしているけど、月日と共にトキメキも薄れて麻痺していき、自分から情報を探しにいくことや、気に留めておくこともしなくなって、最新情報が流れてきたって、そのまま流してしまう…。

好きだったミュージシャンや漫画家さんにしても、生の声に触れられる喜びの一方で、距離感を失って憧れや恋心がすっかりなくなってしまった方がいたりもしました。それがとても自分にとっては残念なことで「近づきすぎなければよかった…」と。誰にでも経験があることなんじゃないかな、と思いますけど、憧れの存在の裏側はあまり覗かないほうがいいものです(笑)逆に生の声をきっかけに好きになった方もいますけども。

また更に言えば、自分も読者の方にそう思わせていた部分もあったかもしれない、と。それも大きな理由です。

夏、いよいよ「山と食欲と私」の連載を、WEB上でスタートすることが決まったとき、この連載では、そういうのを読者と自分のあいだでゼロにして挑んでみようと思いました。
漫画家の友人からは「WEB連載なんだからツイッターを活用すべきでしょう」と何人かに言われましたが、上記のようなことが心に渦巻いている状況でツイッターをうまく使える自信が持てませんでした。いっそアカウントなんてないほうが、気持ちよく作品に集中できるように思えました。
いざスタートして、現状うまくいってる感じがします。
読者のみなさんは、ちゃんと作品のことを気に留めてくれていて、更新日がくると、能動的に、主体的に、アクセスしてくださっていると感じています。流れてくるのを待っているわけじゃなく、です。これが非常に嬉しいです。自分も純粋に作品の力で読者さんを呼び込めるかに勝負をかけています。

発信ではなく受信という意味でも、ツイッターをやめて情報に触れる量をコントロールしているおかげで、日常生活の中でひとつひとつ新しい発見と出会いが楽しいです。
ちょうどいいバランスで仕事に取り組めてるなぁと感じています。


ついでに、ツイッターをやめてからブログで日記を書いたり、時々情報を発信するようにしました。ただ、情報を発信といっても、いまどきのブログは数年前と違って、盛んに更新されたりトラックバック(懐かしい!)されるようなものじゃなくて、「興味を持った人が、わざわざ検索して見に行くページ」になっていますよね。そこはツイッターのTLとはぜんぜん違いますし、わざわざ検索してくれた人や、作品を読んで強く興味を持った人だけが覗きにきてくれる場所としてのブログという場所は残しておきたいと思いまして、ときどき書いております。