2015年12月9日水曜日

日記 20151209 りんご

apple music入ってしまいました。
仕事中フル稼働。
世の中にはいい音楽がいっぱいありますね〜。


来年で単行本デビューから10年なので、
折に触れては10年前のことを思い返すのですが、ちょうど2005年の今頃は年明けからの「fine.」の連載が決まって原稿を描き溜めていた時期でした。


たしか10月くらいからひたすら描き溜めの毎日で、2005年の12月はいよいよ週刊連載のために新居に引っ越しをして2〜3話目を描いていたんじゃないだろうか。
それまでは貧乏暮らしで狭いアパートだったけど、このとき思い切って3LDKのマンションに引っ越したんだった。アシスタントを雇うために机やイスやトーン棚やトレース台なんかを揃えて、新しくパソコンも買って臨戦態勢をとっていた。
あとは母校の筑波大周辺を描くために写真を撮りに行ったり、主な舞台にした向島周辺には毎週のように取材に行っていた。ギャラリーめぐりをしたり、友人の会社の写真を撮らせてもらったり、ネタ集めのために大学時代の同級生に連絡をとって毎晩のように飲んでいた。
東京の冬は乾燥してて寒かったなぁ。

はじめての連載だ、ということで気合いは入っていたけど、大学を卒業してからの数年間すでにイラストレーターとしての稼ぎや漫画の読切の原稿料で細々と生活できていたので、「いよいよサラリーマンを辞めて、いざ…!」みたいな感覚は、時々質問されますが、ありませんでした。フリーの極み、という感じなんでしょうか。こういう生活は。
でも、やっと週刊連載できるぞ〜と、カタルシスはありました。

あれから10年…単行本は20冊以上、引っ越しも三回、子供もできまして……と色々言いたいところだけど、机の前にいることは変わってない。身にしみてわかったことは、毎日机の前に座り続けるのは想像以上に大変だぞってことです(笑)。

あとは必ず窓のそばに机を置いてきた。
晴れた日は外に行きたいなぁとか、夜遊びに行きたいなぁ思いながら、漫画を描くのが辛かったですねぇ。いやそれは今もまったく変わらないですけど。それでも隙をみては、ライブハウスに行ったり、山に行ったりしていたことが時を経て「少年よギターを抱け」になったり、「山と食欲と私」になったり。
幸せなことです。

デビューしたての漫画家さんの作品を読んだりアーティストの曲を聴いていると、自分のその頃を思い出すのでいかんですね。