2016年7月15日金曜日

山と食欲と私32話目

金曜です。
32話目です。

http://www.kurage-bunch.com/manga/yamashoku/32/



前回に続き、上高地〜涸沢〜奥穂編2日目のお話。


制作現場では…
今日のお仕事はひみつの鮎美ちゃん第5回UP、34話めの作画イン、同時進行で33話目の仕上げ、などなど。取材ツアーの日程も立てないと…という感じです。
33話目からは2巻発売をまたいで4週連続での更新になるのでひみつの〜〜6回はしばらく先でございます。
7回も電話がかかってきた昨日がウソのように静かな一日でございました。
単行本関連では宿題として2巻のおまけペーパーをまた描き下ろします。

今日は作画をしながらスカパーで放送されていた松原良香さんのドキュメンタリーを観たのですが、すごく良かったです。本場のサッカーの雰囲気にも惹かれました。コッパイタリア決勝、ミランvsユベントスなんて最高だよなぁ。いつか時間を作って観にいくぞ〜。松原さん、魅力的な方ですね。本当の国際人だなぁと思いました。
コミュ力不足の自分としては憧れます。
漫画は表現物であり、表現を通じて読者とコミュニケーションをとるものですが、駆け引きを含む知的なゲームというか、フィジカルなコミュニケーションじゃないですし、作品世界のキャラクターのほうが前面に出るべきという美学があるものなので(自分は)、どうしても作者は引っ込んで黙っているほうがよいもんだよなぁと思うことが多いです。
ブログには好き勝手書きますが、単行本には作者の声は載せておりません。
よほど関心の高い人しかこのブログを見にきてないでしょう。(でしょ!?)。作者に興味のあるお方には存分に声を聞いていただろうかと思ったりしますが、作者に興味のない人にまで作者の声を聞かせてもあんまりいいことがあると思いません。それで全然よいと思うわけなんでございます。
忍者のようだなぁと。
そう思うわけでございます。
「あ〜〜、作者へんな人だった、ブログ読んで失敗した」と思う人もいらっしゃいますか。まずいことしたなぁ。好きになってもらうしかない。お願いします。
そこはお願いします。
話は戻りますけど、忍者といえばですね、
だって、昔電車に乗ってて、目の前の座席の人が、自分が連載してるスピリッツを車内で読んだりしてるわけです。それを俺は正面から黙ってみている。
ハラハラドキドキですよ。名乗り出たりはしないです。まさか。
名乗り出たらどうなりますかね。なんかそういう漫画家さんがいたような。(どこかでそういう話をみたこともあります)

なんていうか、外に出て、自分の存在そのもので仕事をしていくってすごいなぁと思うのです。まぁ社会人の皆さんは普通そうですよね。
コミュ力のある人をみると、とにかく憧れるんですよね。
漫画家は作品という分身で勝負なので、社会とのあいだに1枚盾や鎧、武器や仮面がある感じなんです。紙の上では真っ裸ですけどね。自分の力不足だけは隠しようがないので、そこだけはさらけ出すように心がけてます。そこしかないんですね。

はい、さっさと原稿を黒くします。