2016年8月28日日曜日

日記 20160828 朝型の



さて、Akimamaさんでのインタビューの後半が公開されていました。
ぜひみてみてください。
http://www.a-kimama.com/tozan/2016/08/54042/

今日の話。
朝型の生活を送っております。
もうこの5年ほど。

朝型…、具体的には何時に起きているのかというと、4時か5時くらいです。
3時台もあります。

仕事は寝起きすぐから、午後まで休憩や食事をはさんで毎日10〜14時間ほどやって、だいたい20時から22時に寝ます。
朝の4時頃から朝食の時間である8時頃までの、3〜4時間というのが、非常に集中できて効率もよいと思っております。
健康的です。
いや、でも一日10時間以上イスに座っている生活というのは、本当に健康なのか、というそもそもな話もありますけども。

朝型に切り替えたおおきなきっかけは、2011年の震災後の夏、猛暑の東京圏で起きた「計画停電」でした。おぼえてますか、計画停電。我が家のあった地域も、計画停電の候補地に入っておりまして、「もしも日中計画停電になると、エアコンが使えず仕事にならない」「計画停電に備えて、早朝に仕事をすることにしよう」と、始業時間を切り替えたのです。それまでは朝10時スタートだったものを、朝7時スタートにしました。終業時間もそれに合わせて3時間早くなりました。
結果として我が家のあった地域は計画停電にはなりませんでしたが、この時間変更がアシスタントたちに好評だったわけです。空いてる電車で出勤し、まだお店の空いてる早い時間に退勤し、夜の時間を自分の自由にできる…という。アシスタントたちも、時間の使い方が変わって、日々の限られた時間を自分の作品制作のために有効に使っていたようでした。計画停電が終わっても、この朝7時スタートというのは変えずに継続することになりました。
あのー、朝7時なわけです。
朝7時に、漫画家の仕事場を開いてるわけです。
漫画の現場ではもはや常識では考えられない常軌を逸した時間でしょう。
朝7時です。
漫画界の伝説になってもいいと思います。
でも、現場の俺やアシスタントたちはどんどん健康的になっていきまして、
「朝7時、いいじゃない!」となっていました。
早起きはいいのです。おすすめです。
だいたい、寝起きの脳のほうが使えます。いい仕事は、寝起きにするものです。

あとは登山のときに「よし今日は早起きじゃ」とか思わなくていいのが、いいところですね。
朝は苦手です、という言葉の意味がよくわからないです。
ちなみに、夜更かしは嫌いではないので、たまに友達と飲むような日に夜中まで起きてるのも好きです。それはそれで。
でも基本は朝型です。
漫画家というとよく「生活が不規則で」「徹夜とかも多いんですか」と言われますが、デビュー時の若い頃だけですね。不規則だったのは。連載を始めると、規則正しくないと身体がもたないですし、規則正しく体調管理することが、仕事のクオリティになってきます。長期連載をされている漫画家さんは、昼夜逆転であったとしても、それぞれけっこう規則正しい生活をしていると思いますよ。
そういうものでございます。

このあいだ、歯医者さんで歯科衛生士の方と生活習慣の話をしていたときに「自分の職業は漫画家だ」という話をしたら、それだけでカルテに「不規則」と書かれたんですが、いやいや規則正しいですよ、と訂正しておきました。こういう事例は日々後を絶たず、職業へのイメージと、実態と、色々あるのでございます。
まぁ、そういうものでございます。